第1回「kids電池工作コンクール」は、全国の小中学生からアイデアにあふれた楽しい作品がたくさん集まりました。応募してくれたみんな、ありがとう!
厳正(げんせい)な審査の結果、入賞作品が決定しましたので本ページにてお知らせします。
なお、入賞作品は科学技術館のマクセル・コーナーにて展示を行いました。
![]()

作品名「リピーターを呼ぶ募金箱 −ホタル−」 富山県 小6 山本 良太くん
【使用電池】単3形アルカリ乾電池×3本
【作品説明】電池ボックスのスイッチを入れると8色の発光ダイオードが点き、光ファイバーの先端が光ります。投入したコインが募金箱(ぼきんばこ)の中の2箇所のシーソーに当たることで電源のON/OFFが繰り返される絶妙な動きで、光がホタルのようにまたたく。その美しさに、思わずまた募金がしたくなっちゃいます!


作品名「電池神社」 愛知県 中3 大津 真吏子さん
【使用電池】単1形アルカリ乾電池×4本
【作品説明】左手前のおみくじ板を押すとLED(発光ダイオード)が点灯し、音が鳴って準備オッケー。おみくじ板を押しながら右手前のスタートボタンを押すと、2枚の回転板(運勢と時期)がぐるぐると回転します。回転が止まり、運勢と時期が合わさったところがおみくじの答えになります。作りもしっかりしていて、音と光の演出が楽しい電池神社。さあ、あなたの運勢は?
作品名「スターライト★イン★ザ★アンブレラ」 山口県 小4 鹿野 稜祐くん
【使用電池】単2形アルカリ乾電池×8本
【作品説明】春夏秋冬の各スイッチを押すと、開いた傘(かさ)の内側でそれぞれの季節の星座が色鮮やかに光ります。まるでプラネタリウムのようです。傘は折りたたんで運んだり、しまうこともできます。暗くした部屋や夜に傘を開けば、本物の星のようにキレイに輝いて見えるよ!

作品名「ロボットハンド」 東京都 小3 岡崎 健くん
【使用電池】単1形アルカリ乾電池×4本
【作品説明】手首や5本の指のひとつひとつをそれぞれ動かせることができるロボットハンド。制作者の岡崎くんからは「何もつかめないけど指はちゃんと動きます」とのコメント。いやいや、モーター、クランクギヤボックス、スプリングなどを上手に組み合わせて、実にこまかい指先の動きがしっかりと表現されているよ!


作品名「シャクトリくんロボット」 東京都 小1 庄司 拓未くん
【使用電池】単3形アルカリ乾電池×2本
作品説明】紙コップと市販(しはん)キットのパーツを上手く組み合わせてユニークな「シャクトリくんロボット」が完成。リモコンを上手に操作(そうさ)すると、しゃくとり虫のように体を上下にくねらして進みます。シャクトリくんの顔もカワイイね。
【利用した市販キット】2chリモコンボックス、ユニバーサルギアボックス、トラックタイヤセット[(株)タミヤ]

作品名「色のかわるクリスマスツリー」 京都府 小3 芦田 未都さん
【使用電池】単3形アルカリ乾電池×3本
【作品説明】市販のLED(発光ダイオード)ライトキットを使ったオリジナルのクリスマスツリーです。自分で毛糸を編(あ)んで、ビーズやリボンなどの飾りつけもしていますが、その部分を作るのがとても大変だったんだって。照明を落とした部屋でスイッチを入れると、ロマンチックな光がまたたき、その色が次々と変わっていきます。
【利用した市販キット】LEDライトキット[(株)パジコ]

作品名「ゆめのねこかんらん車ちょ金ばこ」 千葉県 小3 小林 愛さん
【使用電池】単2形アルカリ乾電池×2本
【作品説明】電池のスイッチを入れるとかんらん車がクルクルと回ります。上昇するとかんらん車になっているネコの顔がパタパタとめくれて顔が変わります。かんらん車の後ろ側にはピカピカの貯金箱(ちょきんばこ)。かわいいネコのかんらん車を見ていると、つい貯金したくなりますね。

作品名「ブルブル大ずもう」 東京都 小4 高橋 駿介くん
【使用電池】単4形アルカリ乾電池×1本
【作品説明】市販(しはん)のキットにアイデア溢(あふ)れる工夫を加えて紙相撲(かみずもう)のような動きを再現した作品。胴体(どうたい)の上は紙粘土で作った土俵(どひょう)になっています。土俵の置く場所や足の針金の曲げ方次第でおすもうさんの動きも変わります。ひとつひとつのおすもうさんも個性豊かな顔をしていてカワイイ!!
【利用した市販キット】ぷるぷるテントウムシ組み立てキット[(株)タミヤ]

作品名「森のひみつのキャンプファイア」 東京都 小4 菱沼 理来さん
【使用電池】単3形アルカリ乾電池×2本
【作品説明】大きな森の小さな仲間たちが今日も楽しくお祭りを始めたようです。そーっとのぞいてみてみましょう! 一番上ののぞき穴から中を見ると中は真っ暗。でも箱の横のスイッチを入れてみると・・・。みんなも、きっと温かい気持ちになれますよ!

参加してくれたみんな、どうもありがとう!
ここではそんな沢山の応募作品からいくつかを写真で紹介します!

神奈川県 小3 大林弘佳くん

東京都 小3 米田美穂さん

神奈川県 中1 外村海太くん

長野県 小4 山崎琢生くん

神奈川県 小5 依田光史くん

東京都 小4 田中里紗さん

北海道 小4 石島稜渉くん

茨城県 小2 牧尾駿くん

茨城県 小4 西澤寛希くん

愛知県 小1 山本竜也くん

愛知県 小4 古川睦子さん

愛知県 小4 新美輝恭くん

三重県 小4 岡野将芳くん

福岡県 小2 山際久玲彩さん

奈良県 小5 乾隼人くん

北海道 小2 藤田翼くん

東京都 小5 小津泰生くん

愛知県 小1 山本竜也くん

大阪府 小1 藤田双葉さん

青森県 小6 三上秀一朗くん

山形県 小5 清野祥希くん

北海道 小5 藤田大地くん

大阪府 小6 高津匠くん

埼玉県 小2 細井椋太くん
コンクールをふりかえって(審査委員会総評)
ものを作ろうと思う時、必ずといっていいほど使用されているのが乾電池やボタン電池などの「電池」です。思い起こせば、小さい時から慣れ親しんだオモチャのほとんどが電池を動力としていたと記憶しています。
第1回「Kids電池工作コンクール」は、そんな身近な存在である乾電池やボタン電池などの電池を使って、子どもたちがどんな作品を作ってくれるのかという興味がありました。一時は応募作品がなかなか届かなくて、正直どうしようかと思ったこともありましたが、締め切りに近づくにつれ、たくさんの作品が届けられるようになり、審査員一同ほっと胸をなでおろしました。そして嬉しい気持ちでいっぱいになると同時に、これら子どもたち一人ひとりの力作を丁寧に審査しなければ、という決意を新たにしたのです。
審査のため作品のひとつひとつを開封していると、子どもたちが苦労したり、さまざまな努力をしている様子や、楽しそうに作っていたのだろうな、という光景がありありと目に浮かんできました。
私たち審査員は、きちんと作動するか。作動したらどのような感じを受けるか。また、どんな工夫がされているかなどを確認しましたが、どの作品も子どもたちそれぞれの思いが込められていて素晴らしいと感じました。
今回、残念ながら入選しなかった子どもたちへ。来年はさらに努力して、私たちをあっといわせる作品を応募してください。そして次回は、もっともっとたくさんの子どもたちからステキな作品が応募されてくることを期待しています。
入選作品は、このWebのほか科学技術館にしばらく展示しますので、それをヒントに今から少しずつ、どのような作品を作ろかと考えてみるのもよいかもしれません。ぜひ、見学に来てくださいね。
入選作品について
最優秀賞に輝いた山本 良太くん(小6)の「リピーターを呼ぶ募金箱〜ホタル〜」は、ネーミングが気に入りました。たしかに募金箱(ぼきんばこ)にお金を入れると、落下の仕方や角度によってそのつど光の色が変化するので、また募金したくなってしまいますね。私たち審査員がもっとも評価したのは、ただ募金させるだけではなく、募金する側も楽しくさせる仕掛けを作ったアイデアにあります。でも、あの光の色の変化はどのように制御(せいぎょ)しているのでしょうか。
優秀賞は3点。
岡崎 健くん(小3)の「ロボットハンド」は、スプリングバネで制御する手のリアルな動きを出すのはとても難しそうでしたが、きちんと動いていました。小学3年生でこれほどのレベルの作品を作るのは並大抵のことではありません。かなりの力作ですね。
鹿野 稜祐くん(小4)の「スターライト★イン★ザ★アンブレラ」は、プラネタリウムに傘を使うという発想がユニークだと思いました。それに季節ごとに星座が変わるアイデアもすぐれていましたね。
大津 真吏子さん(中3)の「電池神社」は、唯一中学生からの入選作品になりました。さすがに設計も作りもしっかりしていて、見た目もきれいに出来ていましたね「毎朝、一度は運だめしをしたくなる」と話す審査員もいるほどでした。
佳作は5点。
小林 愛さん(小3)の「ゆめのねこかんらん車ちょ金ばこ」は、かんらん車がただ回るだけではなく、上昇すると猫の顔がめくれて変化するという工夫がすばらしいですね。動きもとってもスムーズでしたよ。
菱沼 理来さん(小4)の「森のひみつのキャンプファイア」は、きれいな絵柄の箱の中を覗いて電気のスイッチをいれるだけという簡単な構造の作品ですが、中を見てホッとするのはなぜでしょう?皆さんにも一度覗いて欲しい作品です。
庄司 拓未くん(小1)の「シャクトリくんロボット」は、本当のしゃくとり虫のように伸びたり縮んだりしながら前進してビックリしました。できそうでできない動きです。今後もこのような発想でいろいろな作品にトライして欲しいと思いました。
芦田 未都さん(小3)の「色のかわるクリスマスツリー」は、そろそろ季節はクリスマスということもあり、写真でしかお見せできないのが残念なくらい美しい作品に仕上がっています。とくに細やかな色の変化が見る者の心をあたたかくしますね。
高橋 駿介くん(小4)の「ブルブル大ずもう」は、電気の振動を利用して紙相撲(かみずもう)のように対戦させます。普通はその振動を動力に使うのですが、逆に発想したところが新鮮でした。それぞれ個性的な関取を作るのも面白く、大勢で楽しめる作品です。








