
こんにちは、マリコです。
あんなに強かった陽ざしも、いつのまにか薄れて、
木々が色づき、すずやかな風の吹く秋がやってきます。
そんな秋の季節は、読書や映画、芸術に親しむにはピッタリね!
遊びつかれたカラダを休めてリフレッシュ。本を読んだり、お家でゆっくりと楽しい映画(えいが)を楽しもう。
そこで、マリコがみんなに読んでほしい本や、見てほしい映画をえらびました。
気になる作品をチェックして、ぜひ楽しんでみてね。
遠藤 寛子 (著) ちくま学芸文庫
算法少女といっても、これは江戸時代のお話。父の影響で和算(日本の数学)が得意な13歳の少女を主人公に、当時の社会のきまりや身分の差にもめげず、数学に向けるひたむきな思いで難問を解決していく。物語を読みすすむうちに、算数・数学のおもしろさや奥深さに自然と気づくことができる。ぜひ、現代の算数好き少女にも読んでほしい作品。
重松 清 (著) 新潮文庫
小学4年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子マコトが転校してきた。「わたし、この学校の番長になる」と宣言したマコトに、みんなはびっくりします。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、優しくて友だち思いで、しかもとってもたよりになる女の子だった。そんなマコトとツヨシの1年間にわたる友情を、エピソードとともに綴った作品。
高樹 のぶ子 (著) 新潮文庫
新子は9歳。気持がざわざわすると、おでこの上のつむじ(マイマイ)が立ち上がるクセがある。
時代は昭和30年、テレビも冷蔵庫もふつうの家にはあんまりなかった。でも、人々の心は希望にみちていた。そんな時代の少女の毎日は、美しい野原の中を友だちとかけまわる冒険の日々であり、小さい子どもにしか見えない世界があった・・・。誰もが成長期に感じる幸福と不安を正面から描いた物語。
村上 たかし (著) 双葉社
タイトルの意味は、「犬が星をとろうとして夜空を見つめること」。家族にきらわれたおとうさんは、娘が小さいときにひろった犬とともにあてのない旅に出ます。そして、一面のひまわりが咲く花畑に行き着きます。何をもとめて、何をさがして、おとうさんは旅に出たのかな?かなしいけど、心のあたたまるストーリー。
モーリス・センダック (著) じんぐう てるお (訳) 冨山房
主人公のマックスは、オオカミの着ぐるみを着てやったいたずらの罰(ばつ)で寝室へ追いやられる。ところがびっくり、部屋はいつの間にか森になり、そこにユーモラスなかいじゅうたちがあらわれて・・・。世界中の子どもたちをひきつけてやまない、今世紀最高の絵本といわれる本を、ぜひ、読んでみてね。
なかがわ りえこ (著) おおむら ゆりこ (イラスト) 福音館書店
ゆうじが野原でもけい飛行機を飛ばしていると、森のキツネがかけてきて空色の種(たね)ととりかえてほしいという。そうして交換した空色の種(たね)をまくと、なんとびっくり、空色の家が生えてきた・・・。きれいな絵とユニークなお話し、何度も読み返したくなる絵本です。
ジーン・ジオン (著) マーガレット・ブロイ・グレアム (イラスト)
子どもの仕事は遊ぶことというけど、誰だって遊びすぎてお母さんに怒られたことあるよね。黒いぶちのある白い犬のハリーはおふろが大きらいなので、体を洗うブラシをかくしてどろんこ遊びにいっちゃった。でも、どろだらけで黒くなってしまったハリーを見ても、家族に自分だと気づいてもらえなくなってしまった、さあ、たいへん!
アーサー・ランサム(著) 岩波少年文庫
イギリスの湖での夏休み。ウォーカー家の4人きょうだいは、小さな帆船(ほせん)ツバメ号をあやつり、子どもたちだけで無人島ですごす。子どもたちは互いに協力しながら、知らない世界に勇気を持って飛び込んでいきます。湖の探検、海賊(かいぞく)との対決など、自然のなかで遊び、学ぶ、楽しさいっぱいの冒険物語。
伊集院静(著) 講談社
キャッチボールの基本は、捕りやすいように相手の胸にむかって投げること。そんなふうに気持ちと気持ちがつながった時、人は心の底から笑うことができるんだね。忘れていた人の優しさや思い、なつかしさや勇気、「野球」というスポーツを通して描く9つのせつない物語。
幸田 ヘンリー (著) 講談社
ハイウェイ、ベニヤ板、強化セメント、ゴムの絶縁体、発電機などを発明した天才エジソンは、小学校の時は1+1が答えられない落ちこぼれだった。しかし、それを好奇心が旺盛(おうせい)だからゆえと考えた母親は、彼を励(はげ)まし、思いのまま物事を調べ、チャレンジし続けることを教えたのだ。そんなエジソンの母親が彼に教えたルールとは・・・。
誉田 哲也 (著) 文藝春秋
警察官の父と対立しながら剣道にのめりこむ香織は、全国大会で準優勝したものの、地方大会で無名の選手である早苗に負けてしまう。打倒早苗を目指して、香織は地元の高校に入学するが・・・。剣道に向かう姿勢が異なる二人の少女(剛の香織、柔の早苗)の生き方を通して描く青春エンターティメントノベル。
森見 登美彦 (著) 幻冬舎文庫
現代の京都を舞台に偉大な父を亡くしたタヌキ4兄弟が、一族の誇(ほこ)りを取り戻すべく、犬猿の仲のタヌキ一族とてんやわんやの化かしあいをくりひろげる。人間に恋をして能力を奪われてしまった天狗の赤玉先生、空を自在に飛び回る美女の弁天など、多彩なキャラクターも魅力的なおもちゃ箱のような作品。
中村計 (著) 新潮社
1992年の全国高等学校野球選手権大会で明徳義塾高校は、星稜高校の4番打者・松井秀喜選手を5打席連続して敬遠する作戦で勝利。しかし、正々堂々と勝負しなかったことが高校生らしくないと批判をあび、社会的なニュースにもなりました。予備校時代にその試合を見て衝撃を受けた作者は、10年後に当時の監督や選手にインタビューに向かい、過去と現在を照らし合わせながら、その真実に迫ろうとします。
ダン・ブラウン(著) 角川文庫
莫大なお金ばかり使って成果が上がらない米国航空宇宙局(NASA)の宇宙開発は、今や大統領の足元をおびやかす存在になっている。そんなとき、NASAが北極で地球外生命体を含んだ隕石(いんせき)を発見したというニュースが・・・。隕石に関する謎解き、大統領選挙をめぐる人々の陰謀(いんぼう)をからめ、スピーディな展開で一気に読めてしまう作品。
西加奈子(著) 小学館文庫
子どもの頃は幸福だった家族。今では皆の心はバラバラになり、僕も実家を離れ、東京の大学に入った。そんなとき、蒸発した父から手紙が届き、僕は実家に帰る。そして僕は気づく。僕たち家族を救うもの、それはシッポにピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた12歳の老犬なのかもしれないと・・・。失った家族のきずなを取り戻す再生の物語
最相 葉月 (著) 新潮文庫
未来や科学を題材に、ユーモアのある作風で今でも多くの小中学生に読まれている作家・星新一の評伝。彼は日本のSFショートショートというジャンルを築き、実に1001篇もの作品を世に残しました。作品にかける彼の思いや苦労があったことを本書ではつまびらかにしていきます。 これを読むと、もう一度彼の作品を読みたくなりますよ。
監督:ミシェル・ゴンドリー 出演: ジャック・ブラック、モス・デフ
小さな街の小さなレンタルビデオショップ。旅行に出た店長から店をまかされたマイクだったが、友人のミスですべてのビデオが見られなくなった。そこで、2人が考えたのが自分たちで消えた映画、「ゴーストバスターズ」や「ライオンキング」を撮り直すことだった。しかも、そのビデオが町で大人気になって・・・。ドタバタなコメディだけど、映画の撮り方などがわかってオモシロイよ。
監督:ジョー・ジョンストン 出演:リック・モラニス
身体が6ミリのサイズに縮んでしまった少年たちの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。科学者のウェインは、長年自宅で「ミクロマシン」づくりを研究してきたが、ある日機械が作動して、自分ととなりの子どもたち4人を6ミリに縮小してしまう。その上、何も知らない父親からゴミに出されてしまって、さあたいへん!
監督:バイロン・ハワード、クリス・ウィリアムズ
じっさいは映画の撮影で超能力が使えるようにみせているだけなのに、自分のことをほんとうにスーパードックだと思っている「ボルト」は、白い身体にイナズマの模様がある美しい犬。ある日、飼(か)い主の少女ペニーが悪の組織にさらわれてしまったと知ったポルトは、スタジオの外に飛び出してしまう。さて、現実の世界でのボルトの運命は・・・。
監督: ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾー
美しい海を泳ぐ、クジラ、イルカ、アザラシ、魚など海の動物たちの生態を追いながら、人間が海に対してどういうことをしているかについて紹介していきます。どうすれば海と人間は仲良くなれるのか?そんなことを考えるきっかけとして、家族みんなで一度見てみよう。
監督:ケヴィン・リマ 主演:エイミー・アダムス
伝統的なディズニー映画のお約束をパロディにした、ちょっと変わったミュージカル映画が誕生した。おとぎの国に暮らすアニメのお姫様は、ある日、魔女の手によって現代のニューヨークに飛ばされてしまう!実写になったお姫様は、アニメの世界のように突然歌いだし、町中のみんなをびっくりさせます。さらに、姫を助けようと仲間のリスや王子がやってきたり、それを邪魔する魔女も現れて大騒動!はたして、お姫様はおとぎの国に帰れるのか?
監督:ブラッド・バード 主演:ジェニファー・アニストン
記憶を失った鋼鉄(こうてつ)の巨人と少年の心の交流を描いたファンタジーアニメ。ホーガース少年は森の中で鋼鉄の巨人「アイアン・ジャイアント」に出会う。最初は大きくて怖くなった少年でしたが、親しくなるにつれて心の優しいロボットであることを知り友だちになります。しかし、巨大ロボットのウワサはたちまち町に広まり、ついには軍隊までも出動してしまうことに・・・。
監督:ショーン・ペン 主演:エミール・ハーシュ
1990年夏、大学を優秀な成績で卒業した1人の若者が、はるかアラスカを目指し“真実を探す”旅に出る実話を基にしたロードムービー。めぐまれた環境にあった彼が文明を捨ててまで得ようとしたものは何か。そして、彼が最後にみつけた真実とは何か。誰もが一度は抵抗する大人への階段について、この映画を見て考えてみよう。
監督:ダーレン・アロノフスキー 出演:ミッキー・ローク
プロレスが好きならこの映画。かつてトップレスラーだったランディ(ミッキー・ローク)は、今ではすっかり落ちぶれてしまった。家族とも離れ、身体もボロボロで、ときおり小さなリングに上がる以外は、アルバイトをしてなんとか暮らしている。しかし、すべてを失ってしまった彼のもとに大きなリングに上がるチャンスがやってくる。はたして彼はリングに上がり、かつての栄光を取り戻すことができるのか?
NHKスペシャルで放送されて、大好評だったシリーズ番組。理科や生物好きなキミにぜひ見てほしい。人間の体内で起こっているさまざまなドラマを、実写映像とCGを駆使(くし)して紹介する。神秘的な生命誕生のしくみ、内臓の驚くべきメカニズムなど、あらゆる人体の謎を解き明かしていく映像は、とっても感動的です!
監督:クリント・イーストウッド 主演:モーガン・フリーマン
「いかなる罰に苦しめられようと、私が我が運命の支配者、私が魂の指揮官」。どんなにつらくても、そこから歩きだすのは自分しかいない。1994年、南アフリカ共和国初の黒人大統領となったマンデラは、いまだに人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、ラグビーチームを強くしようと決断する。周囲の反対にあっても、強い意志で立ち向かうことがどんなに尊(とおとい)か、ほんとうにあった話とは思えない感動のフィナーレが待っている。
監督:ダンカン・ジョーンズ 主演:サム・ロックウェル
キミはむかし、人間がロケットで月に行ったことを知っていますか? 舞台は近未来の月。主人公サムはここで燃料を採掘し、地球に向けて送る仕事をしている。働いているのはサム1人で、相棒は人工知能を持ったロボットのガーディだけ。唯一の楽しみだった家族との交信も不能となり、さみしさはつのるばかり。任期は3年。あと少しで愛する妻子が待つ地球へ帰れるという時、サムのまわりで奇妙な出来事が起こり始める。
監督:クリストファー・ノーラン 出演:クリスチャン・ベール
「バットマン」シリーズの中でも異色な中身の濃い作品。映画は、正義漢の新任地方検事デントが「光の騎士(きし)」、バットマンが「闇の騎士」という構図で描かれる。そこに絶対的な悪として存在する犯罪者のジョーカーが現れ、街の治安を守るために法律をやぶってでも悪人をやつつけるバットマンは正義なのか、それとも悪なのかと問う。悩んだバットマンはデントにすべてを託(たく)そうとするが・・・。本当の正義とは何か、この映画を見て考えてみよう。