
こんにちは、マリコです。
一日一日ごとに寒さが増す今日、マリコも朝起きて、ぶるぶると震(ふる)えちゃいました。そろそろ、お布団(ふとん)の温かいぬくもりが恋(こい)しい季節ですね。
秋が深まると、山の木々たちも色あでやかに模様替(もようが)え。とってもキレイな赤や黄に色づく紅葉(こうよう)の季節です。
そこで今回の特集は、紅葉(こうよう)にスポットをあてました。このページを読んで、ちょっと賢(かしこ)くなったら、美しく変わった山々を愛(め)でつつ、落ち葉をふみしめる散策(さんさく)にでかけよう!
どうして紅葉(こうよう)するの?
紅葉(こうよう)の見ごろはいつ?
紅葉はコウヨウともモミジとも読むのはなぜ?
紅葉狩り(もみじがり)ってなに?
もみじの名前がついた食べもの・乗りもの
もみじの葉で押(お)し花をつくりたい
もみじの葉をキレイなまま保存(ほぞん)したい
イチョウのひみつ
「ぎんなん」ってなんの実?
落ち葉拾いをお手伝い
リンク集:紅葉の名所やおすすめをさがすなら

♪秋の夕日に 照る山紅葉 濃(こ)いも薄(うす)いも 数ある中に
みんなも知っている有名な童謡(どうよう)「もみじ」。この歌を作詞(さくし)した高野辰之(たかの・たつのり)さんは、山の紅葉(こうよう)をながめ、その美しさに感動(かんどう)してこの詞を作りました。そんな日本の紅葉(こうよう)は、世界の国々の中でもとりわけ美しいといわれているの。だから、みんなもぜひ、美しい日本の紅葉(こうよう)を見て楽しみましょう。
紅葉(こうよう)は、秋に起こる落葉樹(らくようじゅ)の葉の色が変わる現象(げんしょう)のこと。ふつう木々などの植物は、光合成(こうごうせい)によってできたデンプンが糖分(とうぶん)に変わって葉から枝へと流れていくのですが、秋になって気温が下がりだすと、その動きがにぶくなり、糖分や水分を運べなくなってしまいます。すると、栄養があったころは緑の色素でできている葉っぱが赤い色素に変化するのです。どうしてそうなるのかは、いまだにいろいろ説があって解明(かいめい)されていないんだって。う〜ん、ふしぎだね。
紅葉が美しくなるためには、気温と太陽の光と水分の3つがポイント。その中でも特に気温が重要で、昼と夜の気温の差が大きいほど紅葉は美しくなるよ。つまり、こうした温度差によって葉の色合いがよりいっそう進められ、木々がいっせいに紅葉するのね。それから、本当は赤色に変わるのを「紅葉(こうよう)」、黄色に変わるのを「黄葉(こうよう、おうよう)」と言うんだって。
ちなみに、イチョウの鉢植(はちう)えを、昼間は陽のあたるところに出して夜は冷蔵庫(れいぞうこ)の中に入れる。これを一週間ほどくりかえすとキレイに紅葉(こうよう)するのだそう。マリコもやってみようかな〜。
◆落葉樹(らくようじゅ)について
木々たちが過ごしやすいのは、一年中あったかくて水分がとれる場所。でも、一年を通じて気温の変化がある土地で生きる木々の中には、気候のよい期間は葉を広げ、寒い時期は葉っぱを捨(す)てる性質がある種類があり、それが落葉樹なの。イチョウ並木(なみき)の下に葉っぱがいっぱい落ちて黄色い絨毯(じゅうたん)のようになっている景色を、みんなも一度は見たことがあるでしょう。
代表的な落葉樹には、イチョウ、カエデ、モミジ、カラマツがあります。
紅葉(こうよう)は9月ごろに北海道から始まり、しだいに南下していくの。
その時期は例年、北海道が10月、東北地方が11月、その他の地域(ちいき)は11〜12月初めごろ。みんなの住んでいるところはいつごろかな?
こうした紅葉の見ごろの推移(すいい)を「桜前線(さくら・ぜんせん)」のように、「紅葉前線(こうよう・ぜんせん)」と呼(よ)んだりします。それから、紅葉は始まってから本当に色づくまでに1ヶ月ほどかかるけど、見ごろは開始後20〜25日くらいなんだって。
モミジというと、手のひらのカタチをした赤い葉っぱをイメージしますが、これは「イロハカエデ」というカエデ科の植物のこと。このカエデ科の色あいがあまりにキレイなので、いつのまにか秋に紅葉(こうよう)する植物のすべてを、広く「モミジ」と表現するようになったのね。
ちなみに、カエデの名前の由来(ゆらい)は、「カエルの手」に似ているからなんだって。また、ホットケーキなどにかけるあま〜いメープルシロップは、サトウカエデの樹液(じゅえき)を煮詰(につ)めて作るんだ。みんなは知ってたかな?
みんなの大好きなイチコ狩(か)りやブドウ狩(か)りのように、モミジをいっぱい集めるのではなく、あくまで紅葉を観賞(かんしょう)すること。ましてや、モミジを食べることじゃないよ。
もともと平安時代の貴族(きぞく)の間で紅葉(こうよう)を見物しながら宴(うたげ)を開いたのがはじまりで、その後、江戸時代に庶民(しょみん)にも広がっていったの。また、「狩る」という言葉には「花や草木をさがし求める」という意味があるのよ。
秋の風物詩(ふうぶつし)である「もみじ」には、食べものや乗りものの名前になっているものがあるよ。
■食べもの
ダイコンおろしにトウガラシを混ぜたものを「もみじおろし」と言います。 もみじのように赤く色づいたダイコンおろしになるよ。パパに作ってあげると、よろこんでおこづかいがもらえるかも?
また、鹿肉(しかにく)のことを「もみじ」とよぶことも。それから、赤い殻(から)のたまごを産むことで、「もみじ」という名前をつけられたニワトリの品種もあります。
■乗りもの
<電車>秋に運転される臨時列車(りんじれっしゃ)の名前を「もみじ」にしているところがあります。
<バス>東京〜塩原温泉郷(しおばら・おんせんきょう)を結ぶ高速バスの名前が「もみじ号」。
<航空機>日本海軍の練習機の名前。
また、これは乗りものじゃないけど、もみじ銀行という名前の銀行があります。もっとも、名前の由来(ゆらい)は、「もっとみじかに!じもと(地元)の銀行、もみじです」から、きているそうだけど・・・。
もみじの葉で押(お)し花をつくるのもいいですね。最近では初心者(しょしんしゃ)でも気軽に押し花を作ることができる便利な道具も発売されている。もっとかんたんな方法としては、もみじの葉をティッシュにはさみ、ハンカチをかぶせて低温でアイロンをかける方法があるよ。
ドライフラワー材料店などで入手できる乾燥剤(かんそうざい)を使うと、色をあざやかに残したまま乾燥(かんそう)させることができるのだそう。パパやママと相談して、いっしょに作ると楽しいかも。
また、食品用のお皿にもみじの葉をきれいに伸(の)ばして入れ、水を入れ、そのまま冷凍(れいとう)。あとは自然解凍(しぜんかいとう)するというかんたんな方法もありかな。
東京の明治神宮外苑(めいじじんぐう・がいえん)や大阪御堂筋(おおさか・みどうすじ)の並木道(なみきみち)など、街路樹(がいろじゅ)として植えられていることも多い木。しかも、イチョウはとっても長生きする木で、大きく育つと40メートルにもなるんですって。
イチョウは平安時代に中国から日本に入ってきたと言われていて、全国的には東北地方に名木が多く、その中でも青森に巨木(きょぼく)が多いのだそう。たぶん、青森の気候がイチョウの生育(せいいく)にはもっとも合っているのね。
また、イチョウの木は材質がいいので、現在では碁盤(ごばん)やおすし屋さんなどの高級まな板としても使われています。
イチョウの実(正式には種子(しゅし))を、銀杏(ぎんなん)といいます。殻(から)を割って調理にも使われます。ぎんなんは熱を加えるとあざやかな緑色になるので、ちゃわん蒸(む)し、炊(た)き込(こ)みごはんなど、料理のいろどりとして使われることが多いの。匂(にお)いがきつかったり苦味(にがみ)があるので苦手な人もいるけど、マリコは大好きよ!
それから、生のぎんなんを触(さわ)ると、漆(うるし)などのようにかぶれる人がいたり、食べ過ぎると中毒になる人がいるので、特にアレルギーのある人は注意しましょう。
秋も深まると、みんなの学校の校庭などにも落ち葉でいっぱいになるよね。この時期、学校によっては子どもたち全員で落ち葉拾(ひろ)いのお手伝いをする「落ち葉拾い集会」を行うところもあるんだ。みんなの学校ではどうかな?
落ち葉をそうじするには、やっぱり竹のほうきや熊手(くまで)が便利だよね。でも、ピューピュー北風が吹(ふ)く中、落ち葉を集めるのはけっこうたいへん。学校にかぎらず、近所で落ち葉拾いをしている人がいたら、ちょっとお手伝いしてみたらよろこばれるよ。
紅葉(こうよう)の名所といえば、栃木県(とちぎけん)の日光や京都市内が全国的に有名だけど、みんなの近くにも、かくれた名所があるかさがしてみよう!
■全国紅葉ガイド2008 http://www.walkerplus.com/koyo/
■2008全国紅葉最前線 http://kouyou.nihon-kankou.or.jp/
■紅葉とれたて便2008 http://www.rurubu.com/season/autumn/koyo/
■紅葉特集2008 http://www.mapple.net/sp_koyo/
■みんなでつくる紅葉情報2008 http://kouyou.yahoo.co.jp/
■紅葉の名所スポットランキング http://www.mapple.net/rank_spot/a4b22c0/0_pv_default.htm
■東日本エリア 紅葉特集2008 http://www.jreast.co.jp/tabidoki/kouyou/?src=adw