
このコーナーでは、全国の科学館を紹介(しょうかい)していくよ。科学館には、みんなもビックリするような楽しい展示やイベントがいっぱい。電池を使った工作教室なども開かれています。みんなも近くにある科学館にぜひ行ってみよう!

◇大洗わくわく科学館。建物の形は船をイメージしたものになっています。
今回は茨城(いばらき)県の中央で太平洋岸に位置する大洗町(おおあらいまち)にやって来ました。大洗(おおあらい)といえば海の町。大洗港からは大洗と北海道の苫小牧(とまこまい)を結ぶフェリーが毎日航行(こうこう)しています。また大洗には、アクアワールド大洗、大洗サンビーチ、大洗マリーナ、大洗マリンタワー、大洗リゾートアウトレットなどたくさんの観光スポットがあり、県内外から多くの人たちが訪(おとず)れます。
◇鹿島臨海鉄道(かしま・りんかい・てつどう)大洗鹿島線(おおあらい・かしません)
◇電車でのアクセスの場合は大洗駅で下車
多くの観光スポットと同じく、海のすぐそばにあるのが今回紹介(しょうかい)する大洗わくわく科学館(以下、科学館)です。電車で来る場合は、鹿島臨海鉄道(かしま・りんかい・てつどう)大洗鹿島線(おおあらい・かしません)の「大洗駅」で下車し、徒歩20分ほどで到着(とうちゃく)!((駅からバスも出ています)) 車なら北関東自動車道水戸大洗インターから約10分ほどです。
この科学館のテーマは「海」。科学館の建物の形、何かの形に似ていると思いませんか? 実は船をイメージしたものなんです。さあ、入場券を買って、さっそく中に入ってみましょう!
◇2階へつづく赤い階段(かいだん)
◇マスコットロボット「REM(レム)」がおでむかえ!
科学館の中に入ると、目の前には2階につづく大きな赤い階段(かいだん)。午前中、マスコットロボットのREM(レム)が受付の近くをグルグルとまわっていたら、ぜひ話しかけてみて。ごきげんな時には何か話してくれるかもしれません。それではさっそく1階から見てみましょう!
◇1階は海底の世界。ウォーターサイエンスのコーナーが広がります。
◇泡(あわ)の力で水車がクルクル・・・。中から入口側をのぞいてみました!
◇大人気の「海底の資源(しげん)」。海底からさまざまな色のボール(資源)をキャッチ! 操作(そうさ)は2階から行います。

◇「水レンズとフレネルレンズ」ほか、いろんな不思議を体験できる展示(てんじ)がいっぱい!
◇サイエンスライブラリーではパソコンを使って科学の学習もできます。
◇「創る部屋(つくる)」では、工作・実験などのさまざまな体験教室やイベントが行われています。
1階の展示(てんじ)のメインは「海底の世界」がテーマの「ウォーターサイエンス」。水や波に関するさまざまな展示がならんでいます。ほかにも、ペーパーアートギャラリー、パソコン教室を行う「サイエンスラボ」、多目的に使われるコミュニティホールなど、多くのコーナーや部屋があります。また、科学館では年間を通じて、100円〜300円ほどのお手軽な参加費で工作や実験を体験できる「わくわく体験教室」や各種イベントを数多く実施(じっし)しています。この日行われた体験教室の様子はこちら。
◇上を見上げるとカラフルなステンドグラス。実はあるヒミツが。科学館のスタッフに聞かなくてもわかるかな?
◇「海上の世界」の入口には、ゆらゆらとゆれる波。近くで見てみよう!
◇2階にも海や海水のヒミツを楽しみ、学べる展示(てんじ)がいっぱいです。
◇〔左〕水の上でクルクル回る「浮(う)かぶ石」 〔右〕竜巻(たつまき)を体験できる竜巻発生装置(そうち)
◇「試す部屋」には、水・風・光をテーマにしたさまざまな実験設備があり、だれもが体験可能です。
◇ライブラリーは、みんなクツをぬいで入ります。本や図鑑(ずかん)を読むことができます。
2階は「海上の世界」がテーマで、海で生じる現象や海水の性質について楽しく体験できるフロア。パソコン(ナビゲーター)にさわって博士のくわしい説明を見ることもできます。また、「試す部屋」では水・風・光などをテーマにさまざまな実験にチャレンジできます。
◇展望(てんぼう)デッキからは太平洋が見渡(みわた)せます。とっても良い見晴らしです!
◇科学館のとなりには広場があり、テラスや芝生(しばふ)でお弁当たべたり、遊んだりできますよ。
3階は展望(てんぼう)デッキになっていて、晴れている日には太平洋が見渡(みわた)せます。また、科学館のとなりには、とても大きな広場があり、テラスや芝生(しばふ)でお弁当を食べたり、遊んだりすることができます。
◇大洗わくわく科学館 佐々木修一(ささき・しゅういち)館長
◇2階にある「科学館のあゆみ」をしょうかいしてくれた佐々木館長(ささき・かんちょう)
本科学館は、独立行政法人日本原子力研究開発機構を母体として、次代をになう子どもたちに広く科学の楽しさを伝え、「科学する心」を育むことを目的に、2001年7月にオープンしました。以来、毎年、多くの子どもたちや家族連れが訪(おとず)れるほか、学校の遠足、子ども会イベントなどでの利用も多いといいます。また、地域(ちいき)の小中学生を対象とした理科授業や、地域小学校の科学クラブが実験などを行う学びの場としても機能するなど、地域に根づき、愛される科学館となっています。最後に科学館の佐々木修一(ささき・しゅういち)館長が笑顔で次のように話してくれました。
「当科学館は、地域(ちいき)の子どもたちにとって身近な『海』をテーマに、科学を身近に楽しんでもらえるように工夫しています。また、モノづくりや実験などを気軽に楽しめる『わくわく体験教室』や各種イベントなども数多く実施(じっし)していますが、各回、子どもたちの笑顔でいっぱいです。今後も、より多くの子どもたちに参加・体験してもらいたいですね。
わたしは原子力の分野に携(たずさ)わってきた技術畑の出身ですが、原子力というのはまさに総合科学なんです。本科学館で遊び、学んでくれた子どもたちが将来(しょうらい)大きくなったときに、一人でも二人でも原子力などの科学分野に興味・関心を持ってもらえるようになれば、わたしどもとしても大変うれしいですね。」
■大洗わくわく科学館について
| 住所: | 〒311-1305 茨城県東茨城郡大洗町港中央12番地 |
| 問合せ先: | TEL:029-267-8989 FAX:029-267-7782 |
| 開館時間: | 10:00〜16:30(通常) 10:00〜18:00(7/16から8/31の間) ※入館時間は閉館の30分前まで |
| 休館日: | 1.毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日) 2.年末・年始 3.展示物定期点検日(実施日は事前にお知らせします) |
| 入館料: | 小・中学生100円、大人(高校生含む)200円、 小学生未満・65歳以上の方は無料 ※毎年、入館無料日となる日も有り。詳しくはHP等でご確認ください。 |
| ホームページ: | http://www.jaea.go.jp/09/wakuwaku/ |
| (※記載の内容は2008年7月10日時点の情報です) | |
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◇1階「創る部屋(つくるへや)」で行われる体験教室
◇今日の主役は電池で動くレゴロボット!
◇教えてくれる先生は、ボランティアスタッフの四元弘志(よつもと・ひろし)先生
◇パソコンを使ってプログラムを作成。専用ソフト「LEGO MINDSTORS(レゴ マインドストーム)」を使います。
この日、大洗わくわく科学館(以下、科学館)の1階にある「創る部屋(つくるへや)」では、電池で動くレゴブロックを組み立て、パソコンでプログラムを作ってロボットを動かす「レゴロボットで競争しよう!初級編」が行われました。先生はボランティアスタッフの四元弘志(よつもと・ひろし)先生。日ごろは、ひたちなか少年少女発明クラブで指導員もされている先生です。今回、参加したのは小学校3、4年生のお友だち。むずかしそうだけど、みんなやる気マンマンです!
◇みんなはロボットの条件って知っているかな? ロボットについても学びました!
◇乾電池(かんでんち)はどうやって作られるの? 実験の前に乾電池の勉強(べんきょう)もしたよ!
実験を前に、ロボットやロボットを動かす乾電池(かんでんち)のことについても学習しました。ロボットなどパワーの必要なものを動かすときにはアルカリ乾電池がいいんだって。なるほど〜!
◇モーターやセンサーなどが組みこまれたレゴブロック。単3形乾電池6個を使います。
◇パソコンを使ってプログラムを作成。プログラムをどのように組むか・・・。みんな真剣(しんけん)です。
◇赤外線通信(せきがいせんつうしん)を行い、ロボットに向けてプログラムを送信! 手前にあるのが送信機です。
◇科学館スタッフのおねえさんもみんなをサポートしてくれました。
3人ごとのチームになってスタートです。基本となるロボットは先生が用意。みんなはさっそくパソコンを使って、前進・左ターン・右ターン・後進などの基本動作や、それらの動きを組み合わせたプログラムを作成します。プログラムができたら、赤外線通信(せきがいせんつうしん)でロボットにプログラムを送信! さあ、ロボットはプログラムどおりにちゃんと動くかな?
◇レゴのパーツを組み立ててお掃除(そうじ)ロボットに変身させます!どんなロボットができるかな?
◇うまくプログラムを組んでロボットを動かし、コース内のゴミを外に押し出そう。
基本を覚えたら、次はお掃除ロボを作ります。コースとなる白い枠(わく)の中からゴミ(レゴのパーツ)をすべて外に出すためにはどんな形のロボットを作れば良いか、どんなプログラムがいいのか、みんなでチャレンジ。タイムを競い合うチーム対抗戦(たいこうせん)です。
「コース内からロボットが出ないようにするためには、センサーが黒い線を感知したらロボットが後進するようにプログラムを組めばいいよね」 先生からアドバイスもありました。
◇最後の課題は、ボタン付きのリモコンをロボットに接続して、リモコンで動くロボットを作ること。
◇ボタンを押(お)したときの動きを正しくプログラムできたかな? 操作(そうさ)もいがいとむずかしい〜?!
最後は、リモコン配線をロボットに取り付けて、それぞれのボタンを押(お)したときの動きをプログラミング。3人が交代でリモコンを操作(そうさ)して、タイムをはかります。配線が邪魔(じゃま)にならないようにチームプレーでがんばりました。
◇計測したタイムを書きこみます。どのチームが一番早かったかな?
◇最後はみんなであとかたづけ。使ったパーツを元の場所にしまいます。
◇今日はどうでしたか? 最後に先生のお話を聞いて体験教室が無事に終わりました。
◇体験教室の中でみんなにくばられたkids電池工作コンクールのお知らせチラシ。
終了(しゅうりょう)時間ギリギリまで楽しんだこの日の体験教室。最後は、みんなであとかたづけをして解散となりました。教室では、第3回kids電池工作コンクールのお知らせチラシも配られました。
みなさんも夏休みの工作などで電池を使ったユニークで楽しい作品を作って、ぜひ「Kids電池工作コンクール」に応募(おうぼ)してくださいね!
■使用したもの
・単3形アルカリ乾電池 6個
・レゴ マインドストーム基本セット
・パソコン
※LEGO and MINDSTORMS are trademarks of the LEGO Group. ©2008 The LEGO Group.









