
このコーナーでは、全国の科学館を紹介(しょうかい)していくよ。科学館には、みんなもビックリするような楽しい展示やイベントがいっぱい。電池を使った工作教室なども開かれています。みんなも近くにある科学館にぜひ行ってみよう!

◇浜松科学館
今回、訪(おとず)れたのは静岡県浜松市(しずおかけんはままつし)。JR浜松駅前には街のシンボル的な施設(しせつ)である「アクトシティ浜松」があり、高くそびえるアクトタワーがひときわ目立っています。
浜松といえばウナギをイメージする人が多いでしょうが、実はこの浜松には日本を代表する数多くの楽器メーカーがあり、日本が世界に誇(ほこ)る楽器産業の中心地でもあるのです。浜松駅そばには楽器博物館があり、「音楽のまち・浜松」として、市内では年間を通じてさまざまな音楽イベントも行われています。
◇浜松駅前に高くそびえるアクトタワー
◇駅前広場で行われていたプロムナードコンサート。多くの市民が音楽を楽しんでいます。
JR浜松駅から徒歩約7分のところにあるのが今回紹介(しょうかい)する浜松科学館です。建物外観の円筒(えんとう)部分には太陽光線の加減により3人の偉大(いだい)な科学者の顔や宇宙(うちゅう)へのメッセージが浮(う)き上がります。
浜松科学館には、自然・宇宙・光・力・音・電気などテーマ別にさまざまな展示物があり、実際にからだを使って楽しみながら自然や科学の不思議を体験できます。以下ではそのいくつかを紹介します。
◇ニュートンのリンゴの木
◇池の水をくみ上げる「アルキメデスのポンプ」
入館前から見どころはいっぱいです! 屋外には自然観察園や池、時と光のモニュメントなどがあります。敷地(しきち)内には、「万有引力の法則」を発見したニュートンのリンゴの木。この時期、枝には青々としたリンゴの実がたくさん実っていました。
◇科学館のエントランスロビーには案内役のお話ロボット
◇江戸(えど)時代に飯塚伊賀七(いいづかいがしち)が作った木製大時計を復元した「伊賀七の時計」
入口を入ると大きなお話ロボット、つくば科学万博で展示されていた木製の大時計「伊賀七(いがしち)の時計」などが展示されています。他にも1階には、大ホール、図書コーナー、ギャラリー、売店、休憩(きゅうけい)コーナー、そして実験や工作を行う各種教室があります。
◇1階 創作(そうさく)室では工作教室が行われていました
◇浜松科学館 事業グループ 主幹 山崎勝利さん
この日、1階にある「創作(そうさく)室」では自分の誕生星座(たんじょうせいざ)の模型(もけい)を作る電池工作教室が行われており、多くの子どもたちが参加していました。
同科学館事業グループ主幹の山崎勝利さんは浜松科学館の特徴(とくちょう)や見どころを次のように話してくれました。
「当科学館では、実際に見て・さわって・体感できる参加型・体感型の展示(てんじ)を多数そろえています。
また、ものづくり教室やかがく講座(こうざ)も年間を通じて行っています。毎回多くの子どもたちが目をかがやかせながら楽しんで参加している姿(すがた)が印象的です。イベントなどの最新情報をホームページでも発信していますのでぜひチェック、参加してくださいね!
それから、2006年3月にリニューアルした最新のプラネタリウムは当科学館の自慢(じまん)の1つです。さまざまなプラネタリウム投影(とうえい)番組も用意しています。多くのみなさんにリアルで迫力(はくりょく)満点の星空を体感していただき、宇宙(うちゅう)や星への興味をいっそう深めてくれたらうれしいですね!」
◇1階 自然のコーナー「足の下・100倍の世界」
◇1階 自然のコーナー「ミクロの世界」
◇1階 自然のコーナー「エッグルーム」
続いて、1〜2階の展示(てんじ)を紹介していきましょう。
1階の常設展示のテーマは「自然」。遠州地方の自然や、私たちの足元を100倍に拡大(かくだい)した世界、顕微鏡(けんびきょう)で見るミクロの世界、さまざまなタマゴの世界、など身近な自然の不思議を体感することができます。
◇2階 エレクトロニクスのコーナー「エレクトリックステーション」
◇2階 音のコーナー「サウンドタワー」
◇2階 光のコーナー「ホログラムステージ」
◇2階 力のコーナー「ボールサーカス」
2階は音・エレクトロニクス・光・力がテーマ。各コーナーには実際にさわったり、体験することができる展示がたくさんあります。あなたにとってのお気に入りの展示が必ず見つかりますよ!
◇自動走行型ロボット「グリ夢ちゃん」
◇浜松科学館科学学習情報システム「ヘイムズIII」
2階フロアには自動走行型ロボット「グリ夢ちゃん」もいます。1日に数回、展示コーナー内を自動走行し、展示物の紹介をしてくれます。また、科学館内には科学学習情報システム「ヘイムズIII」というコンピュータが複数設置されており、タッチパネルを使って自由に各種データベースやサイエンスクイズ、ゲームなどを楽しむことができます。
◇2階から階段(かいだん)をおりた中2階は「宇宙(うちゅう)」のコーナー
◇浜松宇宙ステーション(H.S.S.)
科学館の中2階にあるのが宇宙(うちゅう)をテーマにしたコーナー。太陽系(たいようけい)の位置関係、H-IIロケット、浜松宇宙ステーションなど、さまざまな宇宙の秘密(ひみつ)にふれることができます。
◇3階はプラネタリウム「ときめきら」の入口
◇2006年3月に最新のプラネタリウムを導入
3階部分はプラネタリウム「ときめきら」になっています。2006年3月にリニューアルし、最新のプラネタリウム「ジェミニスターIII」が導入されました。27万個の美しくリアルな星空が、全天360度の臨場感(りんじょうかん)あふれる映像(えいぞう)と迫力(はくりょく)のデジタル音響(おんきょう)により、ダイナミックに楽しめます!
■浜松科学館について
| 住所: | 〒430-0923 静岡県浜松市中区北寺島町256-3 |
| 問合せ先TEL: | 053−454−0178 |
| 開館時間: | 9:30〜17:00 ※7/20〜8/31は9:30〜18:00 |
| 休館日: | 1.月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日が休館日) 2.祝日の翌日 3.年末年始(12月29日〜1月3日) |
| 観覧料: | 1.展示のみ 大人500円、中人(高校生)350円、小人(小・中学生)・幼児無料 2.展示+プラネタリウム 大人900円、中人(高校生)500円、小人(小・中学生)・幼児100円 |
| ホームページ: | http://www.hamamatsu-kagakukan.jp/ |
| (※記載の内容は2007年7月20日時点の情報です) | |
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◇浜松科学館の1階「創作(そうさく)室」で行われる電池工作教室
◇この日作成するのはピカピカと光る「誕生星座の模型」
浜松科学館の1階にある創作(そうさく)室で電池工作教室が始まります。この日は、光ファイバー、発光ダイオード、トランジスタ、電池などを使って「誕生星座(たんじょうせいざ)の模型(もけい)」を作ります。
◇開始時間を待つ間に、受付でもらった「みんなで作ろう!電池工作ブック」を読んでいる子も。
◇教えてくれる先生は鈴木康之先生
教室にはたくさんのお友だちが集まりました。授業開始前に受付でもらった「電池工作ブック」を読んでいる子もいます。この日の先生は鈴木康之先生。参加した小さいお友だちにもやさしくていねいに教えてくれました。
◇プラネタリウムに見るために移動する子どもたち
◇プラネタリウム鑑賞(かんしょう)後、プリントを使って誕生星座や星の不思議を学習
さあ工作!と思ったら・・・。その前に実際にプラネタリウム鑑賞(かんしょう)をしてこれから作る誕生星座についての理解を深めます。子どもたちは大きくてキレイなプラネタリウムの世界にウットリ。鑑賞後は、ふたたび教室にもどり、星のいろいろ、星座の歴史、誕生星座についてもう少しだけ学習です。鈴木先生が星の歴史や不思議をわかりやすく説明してくれましたね。
◇自分の誕生星座のキットをさがす子どもたち
さあ、ついに工作スタートです! まずは自分の誕生星座のキットを選びます。基本となるキットは事前に先生が作成・準備してくれました。星座によって星の数がちがうので、光ファイバーなど材料の数もちがいます。
◇誕生星座の星の部分に待ち針(まちばり)で穴(あな)を開け、光ファイバーを穴から通していきます
◇通した光ファイバーの根元を束ねて粘着(ねんちゃく)テープで止めます
◇接着剤(せっちゃくざい)や両面テープを使って電池ボックス、基板、誕生星座などをベニヤ板にはりつけます。
◇電池を入れた電池ボックスのスイッチを入れて、星座が点滅(てんめつ)したら完成です!
発泡(はっぽう)スチロール板に星座の絵をはりつけ、待ち針(まちばり)を使って誕生星座の黄色の星に穴(あな)を開けます。穴を全部開けたら、その穴に光ファイバーを1本ずつ通してたばねます。接着剤(せっちゃくざい)や両面テープを使って電池ボックスや基板、誕生星座などをベニヤ板にはりつけます。最後に、筒(つつ)に光ファイバーのたばをはめ込み、電池のスイッチを入れます。発光ダイオードが点滅(てんめつ)し、誕生星座の星が点滅したら完成です!!

◇さらに一工夫。牛乳(ぎゅうにゅう)パックなどを利用して箱を作ってかぶせるとピッタリ!
鈴木先生から最後にワンポイント! 牛乳(ぎゅうにゅう)パックなどを利用して箱を作るなど工夫すれば自分だけのピカピカ光る誕生星座の模型が完成です。みんな、お家に帰ってから作ってくださいね!

◇浜松科学館のスタッフの方よりkids電池工作コンクールの告知もしていただきました
この日の工作教室では、浜松科学館のスタッフの方から、「みんなで作ろう!電池工作ブック」も配られ、第2回kids電池工作コンクールのお知らせもありました。
みなさんも電池を使ったユニークで楽しい作品を作って、ぜひ「Kids電池工作コンクール」に応募(おうぼ)してくださいね!
・光ファイバー(0.5mm×2m)
・発泡スチロール板(7×7cm) 1枚
・誕生星座の絵
・ベニヤ板(7×10cm) 1枚
・発光ダイオード 1個
・トランジスタ 1個
・単3形アルカリ乾電池 2個
・電池ボックス 1個
・ストロー 1本
・アルミ粘着テープ
・工作用紙
・両面テープ、セロテープ、etc.
■工作に必要な用具
・待ち針(太さ0.5mmくらい)
・はさみ
・接着剤(ボンド)
・エナメル線
・半田こて(光ファイバーの先を丸めるために使用。ただし、今回は事前に丸めてあるものを使用したため、半田こては使いません)
※今回の工作教室ではトランジスタを使って発光ダイオードが点滅(てんめつ)する基板部分の作成は行いませんでした。









